第3回 定期借地権講座は「第1回定期借地権Q&A」です。


第1回「定期借地権とは」
第2回「メリット、デメリット」
第3回「第1回定期借地権Q&A」
第4回「第2回定期借地権Q&A」
第5回「第3回定期借地権Q&A」
第6回「第4回定期借地権Q&A」




「定期借地権付き住宅って?」「土地は大きな財産?」など、定期借地権についての様々な疑問にお答えします。かつて土地は「購入し、子供や孫に財産として残す」というのが一般 的な考え方でしたが、今、土地に対しての考え方が少しづつ変ってきています。



定期借地権付き住宅ってどんな住宅ことですか?
  
(1)50年間の制限付きで土地を賃借します。

新借地借家法で、土地を50年間の制限付きで借り、その上に住宅を建てることになります。
契約開始から50年後には必ず返さなければなりません。


(2)地主さんが土地を貸しやすくなりました。


50年後には必ず土地が戻ってくる、定期借地権(定借)の制度ができて地主さんも貸しやすくなりました。

(3)便利な場所に住宅を建てることができるようになります。

便利な場所は土地の価格が高くて、なかなか購入できなかったのですが、ローンの支払い額が少なくなることで、便利な地域に暮らすことが可能になります。
  

土地を残すことが、大きな財産となるのでしょうか。
  

(1)地価上昇が今後も続くのでしょうか。

 一次取得は3000万円台のマンションを購入し、10年ぐらいで倍に値上がりした時点で売却し、ローン残債を清算して残金を頭金にして5000万円以上の一戸建て住宅に住むのが今までのパターンでした。
ところが、この地価上昇に支えられた値上がりがなくなってしまったのです。

(2)子供に土地を残すことが本当に喜ばれるのでしょうか。

土地を購入するかしないか選ぶとき、最近は子供は子供の人生だから、何も子供のために土地を残さなくてもよいとの考え方も増えてきているようです。

(3)老後の資金を確保しておきたいものです。

老後も含めた豊かな生活を実現し、しかも50年間安心して暮らせる保証が定期借地権(定借)の制度です。
 


地価上昇は、再び、過去のようなペースに戻るのでしょうか?
 
土地は所有から利用へ

企業の土地保有が有利であったものが、土地を所有すると相当なコストがかかり、必ずしも有利ではなくなっています。
一方、個人に対しても「農地の宅地並み課税」「固定資産税の負担増」「相続税負担の増大」「損益通 算規制」など土地に対する課税は厳しくなってきています。
少なくとも長期でみて、過去のような地価上昇はすぐには考えられません。

定期借地権付き住宅よりも賃貸住宅のほうが有利ではないのでしょうか?

居住環境が賃貸住宅とは違います。

賃貸住宅の場合、建物自体に大きな制約が出てきます。
金額だけでいったら、確かに賃貸住宅のほうが安いのかもしれませんが、定期借地権付き住宅は土地を自己所有していないというだけで、一戸建て住宅を購入された方と使い心地はまったく同じです。

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