■ ピアノの場合
美しいピアノの音色は、「遮音」と「吸音」のバランス。
「遮音」は、ピアノの音をお部屋の外に透過させない、つまり、音が漏れるのを防ぐこと。
これに対して「吸音」はピアノの音を跳ね返さない、反響を小さくすること。
ピアノ音対策は、遮音性能だけを高めてもだめなのです。
吸音対策を忘れると、ピアノの音がお部屋中にビンビン響いて、音の快適性に欠けてしまうことになるからです。
美しいピアノの音色を楽しむためには、必ず両者のバランスが大切となります 。
まず、ピアノを楽しむための防音の基本としてピアノの音が外へ漏れて近所迷惑にならないように、防音対策が求められます。
床・壁などの躯体部分は様々な遮音材料を使用した多重構造とし、また開口部は防音サッシ、防音ドア、防音換気扇などを採用することで、近所迷惑にならないように配慮を行いましょう。
|
■ カラオケの場合
カラオケを楽しむための防音の基本として、音が外へ漏れないようにすることが求められます。
床・壁などの躯体部分は様々な遮音材料を使用した多重構造とし、また開口部は防音サッシ、防音ドア、防音換気扇などを採用することで、カラオケ音を外に出さない配慮を行いましょう。
音源が停止して音圧が60dB下がるまでの時間を「残響時間」といい、音の響きの尺度とします。
部屋の容積や使用目的、好みなどで、適切な残響時間は変わってきます。
残響過多の状態を「ライブ」な状態といい、残響が少なすぎる状態を「デッド」な状態といいます。
ライブだと音がいつまでも残って聞きづらく、デッドの場合は味気ない音になります。
部屋の大きさ、形にふさわしい最適な残響になるよう、仕上げ材の組み合わせを考える必要があるのです。
|