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住まいの点検
外廻り(基礎・外壁・屋根)の簡単な点検方法
クラック(ひび割れや亀裂)
雨・風にさらされて、10年、20年。 日夜問わず、暑い日、寒い日、室内にいる住人の矢面にたたされているのが、住まいの外回りです。 大掃除のときすら、つい忘れてしまうのが、住まいの基礎・外壁・屋根。 時々は、点検してみましょう。
新築時にはなかったはずのクラック(ひび割れや亀裂)が入っている場合があります。

クラックには、大きく分けて2種類あります。
ヘアークラック
 髪の毛に例えて、ごく小さく、深さのあまりないクラックのことです。(楊枝の先が入る程度)
構造クラック
 構造内部から起こるクラックのことです。(箸の先が入る程度)

クラックが起こる原因はさまざまです。
・乾燥による伸縮クラック。
・どこかに無理のかかっている加重クラック。
・地震や風など外からの力により構造躯体が動いたために起こるクラック。
・不同沈下により構造躯体がゆがんだために起こるクラック。
そのまま放置すると、そこから雨水などが入り、内部を腐らせたり、内部の鉄筋を錆びさせたりする場合もあります。
クラックの大小にかかわらず、 クラックを発見したら、専門家に判断してもらうことが大切です。

基礎
建物を支えるのは基礎部分。 地震などの揺れも最終的には基礎で受け止めます。 頑丈さと耐久性が必要な重要な場所と考えてください。 建物の外から基礎のコンクリートを見てみましょう。 コンクリートも膨張、収縮をします。 幅の小さいヒビだったら、あまり心配はありません。
床下換気口(住宅の基礎の部分に設けられる小さな換気口)の四隅にクラック(ヒビ)が入ることがあります。 これはコンクリートの収縮や換気口があることへのコンクリートの抵抗の場合が多いですね。
ただし、大きなヒビや欠けているところがあるなら要注意。専門家に見てもらったほうがいいでしょう。
外壁
基礎と同じく分かりやすいのはヒビが入っていないかです。小さなヒビはともかく、大きめで深そうなヒビがある場合は注意してください。特に基礎と外壁に同じようなヒビが入っていたら、不同沈下で建物が傾いていることも考えられます。

外壁に生じるクラックには原因の違いにより3種類あります。。
1. 乾燥による伸縮クラック
2. 立地条件による壁面クラック
3. 構造クラック
いずれも工事が必要な状況の例です。
屋根・雨樋
点検に来たと来訪し、実は工事などの契約をさせるという「点検商法」。 お客様が自分の目で確認することが困難なところが屋根や床下です。 屋根や樋をご自分で点検や掃除をするのは、簡単ではありません。 はしごを使って登るのは、慣れていない人には危険です。
私たち業者でも、はしごの事故は多いのです。 はしごを使う時には、まず、地面に接している下と屋根に接している上のそれぞれを固定してから、使用するようにしています。 こうした事故防止をしているにもかかわらず、急いでいるときや、風の強いときなどは、ヒヤッとする経験があります。
ご自分の家の屋根や雨樋は、離れた距離から双眼鏡など見てください。見える程度での点検にしておきましょう。

屋根
・部分的に色が変わっていたり、めくれている。
軒先
・表面が黒ずんでいたり、地図のような染みができている。
雨樋
・激しい雨の時に、雨樋の水が建物に跳ね返る。
・変形している。
など、異常を感じる部分が発生していたら、声をかけてください。
すべてが、取り替えや修理になるとは限りません。早い段階だったら、きれいに掃除するだけで済む場合もあります。
 
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