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民間住宅ローンの証券化支援については今後具体化に向けた検討を行います。
しかし、現状では民間金融機関の住宅ローンの証券化支援を直ちに原則とすることは以下の理由により困難です。
●我が国の長期債の流通市場は、その規模が小さく、未整備であることから、公庫が平成12年度より発行を開始している資産担保証券の発行量を拡大して、まず住宅ローン債券市場の育成を図ることが必要である。
(資産担保証券発行残高は米国の2200分の1)
●住宅ローン供給が民間金融機関により行われることから、経済情勢に関わらず中
・低所得者へ安定的に資金供給できるかが懸念される。
●住宅ローン利用者にとって金利上昇を招く懸念がある一方で、金利上昇による負担を軽減するための措置が講じられていない。
(例えば、米国の住宅ローン利子所得控除制度の減税額は約6.9兆円)
●預金等による資金を潤沢に有する日本の民間金融機関の証券化ニーズは明らかではない。
(米国では証券化支援の対象となるローンは、商業銀行では行われておらず、単独では資金調達能力がない小規模事業者により供給されている。)
●証券化支援のための複数の組織、専門家が必要となり、財政負担、行政組織の複雑化、肥大化の要因になると懸念される。
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